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旧Honeycombブログの跡地。
これはフラッグの太もものパーツです。
すごーく分かりにくいんですが、このパーツもカクカクにエッジを出そうと思います。
既に少し盛ったりしてる最中の写真で申し訳ないんですが…
ネタも無い事ですし、ちょっとしたhow toでも。
偉そうにhow toとか言ってますが、
ただ私が模型をやっていて「これいいな」って思った方法を書いているだけですので、
鵜呑みにしないようにお願いしますね(;´▽`A``
あと、当ブログは基本的に「知らない人向け」ですので、その辺りよろしくです。
最近道具やマテリアルの紹介ばっかりで…
道具に依存してるようにしかみえませんね(~ヘ~;)
弘法筆を択ばず と言うように、腕のある人ならどんな道具であろうが、
凄い物を作っちゃうんでしょうけど。
仕事や学校、家庭の事情等で模型を触れる時間に限りがあるので、
用途に合わせた道具というのは時短につながり、
ストレスなくモデリングする為にも必要な物だとも思います(;´▽`A``
話が少しずれましたが、綺麗な塗装表面を作る為には、
綺麗に表面を処理する事が必須です。
それと、平面をいかに平面にするか、だと思います。
まずはヒケの処理ですよね。
平面にボコっとヘコんだ部分があると、綺麗に塗装しても
綺麗に見えません。
だからみんなサンドペーパーには当て木をしたり、
当て木機能付きのヤスリを使ったりしてますよね。
んで↑のパーツのように割と広い平面で、「めっちゃカクカクさせたい(σ´∀`)σ」
っていうようなパーツに私が使っているのが↓
割り箸(´・ω・`)
じゃなくて、鉄のヤスリ。
金属ヤスリって私のイメージでは「荒い」って感じです(;´▽`A``
もう思いっきりトランザムで削りたい時に使って、
仕上げは耐水ペーパー。ってイメージを持っていたんですね。
また、金属なのでしならないのでエッジをなめちゃう時があったり。
でもその切れ味ときたら抜群で。
相手がプラであれば、サクサク?って。
耐水ペーパーもそうですが、ヤスリに求められるものは、切削性じゃないですかね?
「削る」ではなく、「切る」イメージがエッジを出すのには重要な事だと思います。
だから、
↑一番広い面が金属のヤスリで研いだ部分です。
小さな面を研いだのが、耐水ペーパー#800です。
金属ヤスリで研いだ部分の方が遥かに綺麗に整面されてませんか?
極端な話、このままサフ吹いてもいいと思うんですけど。
イメージとしては「セラミックキサゲ」や「カンナマスター」等と
同じ理屈だと思います。
「ヤスリがけ」というよりも「カンナがけ」ですね。
大工さんが家の柱をピーってカンナがけした柱とかって、
木材だけどツルツルで綺麗です。
そんな感じだと思って下さい。
この後に、仕上げで1000番?1200番で仕上げれば完璧だと思います。
しかも金属のヤスリなので、しならない為綺麗な平面になります。
が
しならないから、だけでは平面にならないです。
面全体に均等に力が加わっていれば、の話です。
それと、先ほども書きましたが、ちょっと気を抜くと、
エッジをなめちゃいます。逆効果です。
この辺は、「力を加えない」事でだいたい解決できると思います。
セラミックのカンナツールやタガネ等のスジ彫りツールも一緒ですが、
綺麗にカンナがけしたり、スジ彫りをする時に、
力は不要です。
またイメージの話ですが、道具の重さの分の力だけで彫ったりした方が、
綺麗に仕上がります。
無駄に力を加える事で、途中でつっかかったりしてスムーズに加工できなくなります。
つまり扱いはやや難ありですが、慣れてしまえば非常に時短になると思います。
最大の目的である、綺麗な平面とエッジも、
耐水ペーパーで出すよりも、早い上にシャープだと思います。
が
全ての金属ヤスリでこれと同じ事が出来るわけではないです。
私が使っているのはダディズポケットというところのヤスリで、
目が単目です。複目だと耐水ペーパーと同じ削り方になります。
単目というのは↑のように、溝のラインが交わらない物。
複目というのは溝ラインが交わっている物。って感じだと思います。
単目なので目詰まりしたカスが楽に取れます。
私が使ってる物は重たくてちょっと疲れるかもしれないです(~ヘ~;)
最近スジボリ堂さんでハンディ鉄ヤスリというのが出てましたね。
(と思ってショップページ見たら、
今回私が言いたかった事が、分かりやすく書いてあった…orz)
こっちの方が小さくて持ちやすくて使いやすいかもしれません。
ただ小さいという事は、そのヤスリより広い面に対しては、
一度にまんべんなく当てる事ができないという事でもあります。
と、言う事で「綺麗に整面したい」「エッジを出したい」「表面処理の時短を」
と思っている人は試してみてはいかがでしょう(´・ω・`)
ヤスリつながりで… 今日の出来事。
普段より私が愛用しているサンディングスティック。
もうこれ無くしてプラモは作れないってくらい依存しています。
このサンディングスティックを使うようになってから
「切るヤスリがけ」に目覚めたようなものです。
んで最近、使用頻度の高い(私にとってね)#600?#800を
補充して、ニヤニヤしていました。(キモ
新しいのも補充したし、そろそろ交換しようと思い、
#600、#800のサンディングスティックを新しい物と交換しました。
まぁ別に珍しい話ではありません。
んでその新しくしたサンディングスティックの#600で
#400まで研いだパーツをヤスリがけする訳ですよ。
そしたら
#400の傷が全然消えねぇ…「(゚ペ)
触り心地もなんか違和感を感じていたので、
「あれ?俺#600じゃなくて#800でやったんかな?」
って思ったんですが、間違いなく#600と記載されていました。
よく見てみると…(まぁよく見なくても触った感じで違った感じはしたんだが)
どうもペーパーが変わったような感じがしました。
そんな事知らないで買ったので、
販売ページをよく見ると2010年出荷分より粒度が細かくなった
と記載されているではないか…
粒度が細かくなった為
あの目詰まりしにくくて愛用していたサンディングスティックが
あっという間に真っ白になってしまいました…
(↑はおろしたてのサンディングスティックでプラ材を空研ぎした後の様子)
ちなみに新#800でサフ研ぎすると一発でお釈迦になってしまいました…orz
下ろしたてなのに…(ノд・。) グスン
旧タイプ(2009年版)のサンディングスティックと新タイプ(2010年版)のサンディングスティックを
混ぜて使うと、ヘアーラインがなかなか消えないので注意しましょう(;´▽`A``
(旧版の#400の傷は、新版の#600では非常に消えにくいという事。#800も同じ)
個人的には…目詰まりの少なさも、切削性も、旧タイプの方が良かったと思います…